2011年5月31日火曜日

5/31(火)第6次支援チーム(今日の作業チーム)ミノリさんレポート

東北にきてはじめて青空が顔を出しました。

きのうは雨と風のおかげでほとんど感じませんでしたが、きょうは晴れるにつれ、むんとした臭いが感じられました。

作業の前に、津波の被害のひどかった鹿妻の様子を見にゆきました。

この地域の津波の被害の多くは「建物の形が無惨な姿で残っている」状態でした。

津波の被害がどこを見渡しても見える形で刻まれた中に、毎日の「暮らしてゆく」という、ごくふつうの営みがあることを目の当たりにして、改めて、強く痛みを感じました。

この地域には、1階部分は全壊している家の2階に住んでいる方も多くおられるそうです。

また、きのうは大雨で冠水していましたが、震災以降、いまの季節は特に大潮なので、晴れている日も毎日、海が満潮になる時刻には道路が冠水してしまいます。

この地域の方は、冠水の時刻を考慮して、毎日の予定を立てておられるようでした。

わたしたちも道路が冠水して車で動けなくなってしまう前に、お寺の泥の除去作業を終えることにしました。

きょうは感謝なことに晴れたので、男性陣は、バールを手に床板をはがし、泥を掻き出す作業にかかりました。

床下には本当にたくさんのへどろが入り込んでいました。

女性陣は、きのうに続き、あらゆるものに付着した泥をふき取る作業やカーテンの洗濯にかかりました。

明日は視察チームが今日出会ったおじいさんのお宅の清掃をする予定です。

しかし、「お寺全体がきれいになるには、これから1年…では足りなくて、2・3年かかるでしょう」と奥様もおっしゃっていましたが、わたしたちができた作業は必要の全体を考えると、ほんの少しです。

それでも、わたしたちのできる小さなことを喜んで、良くしてくださったお寺の方々のお顔を見ながら、温かい気持ちになりました。

5/31(火)第6次支援チーム(一日の始まり)ミノリさんレポート

強かった雨も風も止み、穏やかな曇り空になりました。

昨日は着いた朝に少しの休憩で作業だったので、眠気との戦いもありましたが、夕べはゆっくり休めたようで、みんな元気です。

きょうはまず、津波の被害が特にひどい鹿妻という地区をみんなで訪ねた後、二手に分かれて活動を開始します。

食事の支度や片づけ、作業の準備にも、自然とチームワークが発揮されるようになり、何をするにも「みんなでやるとこんなに早いんだね!」と実感します。

鹿妻を訪ねた後は、きのうに引き続き、視察チームと作業チームに分かれて、活動します。

視察チームは、石巻・牡鹿半島を広くまわり、作業チームは昨日の続きで、お寺の清掃作業にあたってきます。

写真は曇り空のもと、出発のミーティングをしているところです。

それでは行ってきます!

2011年5月30日月曜日

5/30(月)第6次支援チーム(石巻)ミノリさんレポート

心配していた台風2号は温帯低気圧になり、ほっとしましたが、それでも東北は、大雨暴風警報が発令され、5月としては記録的な豪雨だったのだそうです。

移動するバスも、暴風でずいぶん煽られて揺れているのが、体で感じられました。

また、大雨で増した水で、まるで津波の水がまだ残っているかのように、道路が浸水していて、川の中を進んでいるようなシーンもありました。

震災からは2ヶ月経ちますが、がれきの山や壊れた車がお墓に突っ込んでいる様子があちこちにみられる地域へゆきました。

作業チームは石巻の津波浸水地域にあるお寺の清掃にあたらせていただきました。

壁の天井近くには、津波がどこまできたかわかる、はっきりとした染み跡がありました。
膝くらいの高さにもある染み跡は、津波がひいた後も、約1週間にわたって残り続けた水によるものだそうです。

こちらのお寺は、1階部分がぜんぶ浸水して、2階への階段まで水がきたそうで、冷蔵庫をはじめとする多くのものが流されてしまったそうです。
粒子の細かい泥が少し乾いてべっとりとこびりついているあらゆるものの拭き掃除を中心に行いました。
写真は、浸水して引き出しが開かなくなったタンスの扉を壊して中身を出したものと、泥まみれの大切な写真や書類を拭いているところです。





チームのメンバーたちは、みんなてきぱきと動き回っていて、「休憩するから、きりのいいところで…」となっても、「きりのいいところ」がどんどんと先延ばしになってなかなか休憩しない働き者たちでした。

お寺の奥さまは、大変良くしてくださり、熱いお茶やおせんべいを出してくださいました。

明日もこちらで作業の続きをする予定です。

夕方になって、雨が上がりました。
明日は晴れたら、いよいよ床板をはがして、ヘドロの掻き出しになりそうです。

5/29(日) 第6次支援チーム

第6次被災地支援チームが、宮城県登米市を拠点として、3日間支援活動を行うことになりました。

5/29(日)の夜に横浜を出発し、5/30(月)未明、現地に到着、6/1(水)まで活動します。
台風の影響が懸念されますが、メンバーの皆が台風に負けないほどの強く熱い気持ちを持って、現地へと向かいました。

今回は総勢18人です。














早速、広報担当のミノリさんから、報告が届きましたので、掲載します。

…………………

29日(日)の21時に車で横浜を出発し、30日(月)4時に登米に無事に到着しました。

今回のメンバーには、はるばるシンガポールから5名の方々が加わってくださったのをはじめとし、
ドイツ人の夫婦、普段はアメリカで暮らしている日本人学生や日系2世、「奥様はフランス人」…等々、
チーム内の公用語は英語の方がスムーズかも?という国際色豊かなチームです。

今回のチームの目的のひとつには、中長期的な支援を行ってゆくための第一歩として、拠点を探すための視察があります。

ということで、家屋清掃の作業にあたるグループと、視察や訪問にあたるグループにわかれて行動します。

着いてさっそくの活動は、
【作業チーム】
今までの活動で知り合った方の関係の石巻の浸水してしまった避難所になっているお寺の清掃にゆきます。
【視察チーム】
石巻のお寺に寄った後、仙台の亘理町で現地の復興支援のお手伝いと、現地で活動されている方々とコンタクトを取りに出かけます。

それでは、行ってきます!